THE MEET 2026 採択のお知らせ ~北広島町と「ハザードマップの空白」の見える化へ
株式会社アイギス研究所(本社:広島市東区、代表:秋山 克美)は、広島県とひろぎんエリアデザイン株式会社が運営する「The Meet 2026 広島オープンアクセラレーター Gov-TechChallenge」において、北広島町の課題「ハザードマップに載っていない『隠れた水害リスク』を科学的に見える化したい!」に「オープンデータを活用した準用河川の内水氾濫等の水害リスクエリアの可視化による地域防災組織の活性化」を提案して採択されました。
2026年10月より、北広島町にて実証を開始します。
背景:地図に色がない川は、安全とは限らない
北広島町は、日本海側(江の川)と瀬戸内海側(太田川)の水が分かれる陰陽分水嶺の上にある「水が生まれるまち」です。町内には 85 本、総延長約 543km の川が流れています。
国や県が管理する川には浸水想定区域図がある一方、それ以外の中小河川や水路の多くにはありません。地図に色が塗られていないことが「安全」と受け取られるおそれがあります。

出典:国土数値情報(河川データ、行政区域データ)(国土交通省)を加工して作成
取り組み:公開データと地域の記憶で、点検すべき場所を絞り込む
当社は、国や県が実施した航空レーザ測量による精密な標高データなど、DoboX(広島県)や国土地理院、国土数値情報で公開しているオープンデータを使い、町全域で次の分析を行います。
- 雨水が溜まりやすい低い土地の抽出
- 河川があふれた場合に影響を受けやすい場所の分析
- 「孤立するおそれのある避難所等の重要施設および集落」の洗い出し
分析結果は、過去の大雨で公的施設が受けた被害の記録や、住民の皆さまの経験と照らし合わせて確かめ、防災まち歩きなどの現地確認を通じて精度を高めます。
本取り組みは法定の浸水想定区域図に代わるものではありません。地域の防災点検で、どこから確認するかの優先順位を決めるための道具として活用いただくことを目指します。

(北広島町中原 10982-16・当社撮影)
実証の流れ
- 町全域の解析
- 過去の被害記録との照合
- 現地確認・防災まち歩きの実施
- 住民向け資料・説明動画の制作
- 自主防災組織向け説明会
代表コメント(秋山 克美)
『あそこは昔から浸かる』という住民の方の経験や、『あの地区は水害リスクが高そう』という町職員の方の経験や勘に、科学の裏付けを足したいと考えています。予算がないから見えないまま、という状態を、北広島町から終わらせたい。地域の手作り防災マップを、より強くする形で使っていただけるよう、町の皆さまと進めてまいります。
今後の予定
実証の成果は、2027 年 3 月に予定されているプログラムの成果発表会で報告します。北広島町での実証を第一号として、同じ課題を抱える上流域の自治体への展開を目指します。
取材のご案内
現地での取材をご希望の方は、末尾記載の連絡先までご相談ください。地域の皆さまと北広島町のご意向を確認のうえご案内しますので、ご希望に添えない場合や、撮影をお断りする場合があります。
THE MEET 2026 について
| 名称 | The Meet 2026 広島オープンアクセラレーター Gov-Tech-Challenge |
| 主催・運営 | 主催:広島県 プログラム運営:ひろぎんエリアデザイン、Creww |
| 概要 | スタートアップ企業等と県内の市町・公的機関をマッチングし、デジタ ル技術を活用したサービス・ソリューションの導入を支援し、スタート アップ企業等へ実証フィールドを提供することで、広島への進出を促す とともに、行政や地域社会におけるデジタル技術の導入を進めます。 |
| URL | https://growth.creww.me/ff003f20-60b1-11f1-a228-45915c53d08c.html |
会社概要(株式会社アイギス研究所)
| 会社名 | 株式会社アイギス研究所 |
| 代表者 | 【代表】 秋山 克美 |
| 所在地 | 広島市東区 |
| 設立 | 2025 年 7 月 |
| 事業内容 | 防災、AI 活用、IT セキュリティ 等 |
| URL | https://aigislab.jp/ |
使用データについて
本取り組みでは、主として広島県インフラマネジメント基盤「DoboX」および国土交通省「国土数値情報」のオープンデータを、独自に加工・解析します。
お問い合わせ
株式会社アイギス研究所 担当: 秋山克美
TEL:070-9062-5110
E-mail:aigislab-contact@aigislab.jp

